絶滅体験プロジェクトとは



もし、人類以外の生き物たちが絶滅してしまったら?

もし、自分が出したゴミがどこかで生き物たちを殺していたら?

もし、地球から森がなくなってしまったら?

もし、人類だけが残った地球で食べるものは?






《このプロジェクトで実現したいこと》

現在、1年間で絶滅する生物が約4万種にのぼるということをご存知でしょうか?現在 世界は6度目の大量絶滅期に入ってしまいました。

ワオキツネザルは2000年初頭に調べた野生の個体数は約75万匹ほどいたのにもかかわらず、現在は約2000匹にまで数を減らしました。原因は住処となる森林の減少や密漁です。

他にも2018年キタシロサイの最後のオスが死んだとニュースになりました。絶滅に近づいたという紛れもない事実です。

哺乳類だけではなく、魚、鳥、植物や昆虫や節足動物などの小さな生き物たちの多くが、人の活動による環境変化によって絶滅の危機に瀕しています。

知っているだけではもう止められない。感じて動き出さないければならない。知識よりも体験が人を動かすと信じて、若きアーティストやクリエイターたちが集結し新たに打ち出したのが、様々な表現で「絶滅」という現象を体験する環境系エンターテイメントである、

この「絶滅体験プロジェクト」です。

リアルイベント『絶滅体験レストラン』とは

絶滅体験レストランとは…

「絶滅」をテーマとした料理・パフォーマンス・展示の3つから構成される体験型イベントです。誰も体験したことがない、やってくるかもしれないもう一つの未来を五感で体験していただきます。

「このままだとやってくるかもしれない、もう一つの未来。」 

未来から、今を考える。 サスティナブル(持続可能)な社会をつくるきっかけを、アーティストがつくります。

「このままだとやってるくるかもしれない、もう一つの未来」を体験していただきます。

そしてショーの最後には、より良い未来を選択できるための具体的な方法を参加者にお伝えします。参加者全員がサスティナブル(持続可能)な社会をつくることのできるきっかけを、このイベントで生み出したいと思います。

ゲストは「食」や「ショー」「展示」を通し 絶滅を体験することで環境への危機意識を自分ゴト化し、より良い未来を選ぶために行動できる人間を 一人でも多く増やすイベントを目指しています。

そして今後、このイベントは一回きりではなく定期イベント化し、多くの方に体験してもらうことで、2030年には日本国民一人ひとりが世界に誇れる環境保全の意識を持った国にすることを目指しています。

オンラインイベント『絶滅体験デリバリー』とは

絶滅体験デリバリーとは....

2030年、温暖化が進んだ未来を"自宅"で体験できる、オンラインイベントです。

アフターコロナによって引き起こされる、「もしかしたらやってくるかもしれない、もう一つの未来」を描く、体験型フードエンターテイメントサービスを宅配します!


主催者 WoWキツネザル

《これまでのWoWキツネザルの活動》

アテクシの顔を見て「何者!?」と思われるかもしれません。

アテクシは、マダガスカル島に生息するワオキツネザルという絶滅危惧種の動物をモチーフにして、「環境問題などの、難しいけど大切なこと」を少しでも多くの人に届けるために、環境系エンターテイナーとして環境問題をワクワクしながら学べるきっかけを動画や講演で発信し、全国で活動しております。

2017年11月に クラウドファンディングを使い、念願のマダガスカルへ2週間渡航しドキュメンタリーを作成する夢も叶いました。

こちらのプロジェクトはCAMPFIREで目標金額275%で達成しました。

「マダガスカルの絶滅危機の動物たちを知ってもらうため、ドキュメンタリーを撮りたい!」

実際に、マダガスカルで絶滅の危機に瀕している動物たちと出会ってから、「どうやったらもっと多くの人が環境に対して興味を持ってくれるのだろうか」と悩み続けました。

そこで生まれたのが、「絶滅体験プロジェクト」でした。私の想いは、ブログを是非お読みください。

メディア掲載

環境破壊の行く末にある食事とは?残酷な未来を味わえる、絶滅体験レストランで見たもの | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD

もし、食材の生き物たちが絶滅してしまったら。もし、自分が出したゴミがどこかで生き物たちを殺していたら。もし、地球から森がなくなってしまったら。 もし、人類だけが地球に残ったとして、食べるものはあるのか。 普段の生活で私たちは、こうして地球のことを考える機会がどれだけあるだろう。現在、1年間で絶滅する生物は約4万種にのぼると言われている。人は、自分の生活が脅かされる体験をしない限り、なかなか日常を変える一歩を踏み出すことはできない。 2019年4月20日、このままだと起こりうる環境破壊が進んだ未来に残った食材を使ったコース料理やエンターテイメントで体験する「絶滅体験レストラン」が原宿のKawaii Monster Caféで開催された。 この「絶滅体験レストラン」は、クラウドファンディング「CAMPFIRE」で最終的に支援金額174万円、支援者数137人を達成して開催された。この企画構想に1年もの時間をかけ、やっとの思いで実現させた主催者WoWキツネザル氏は「怒涛の1年だった」と、クラウドファンディング開始当初の状況を振り返り、当日は歓喜のあまり涙する姿も見られた。 そんな主催者の熱い想いが詰まったこの企画。今回、イベントの中で特に印象的だった内容をご紹介したい。 Photo by きるけ。 誰も体験していない「絶滅」という一番遠いものと、身近な「レストラン」のクロスオーバー 「人を変えるのは知識ではなく、体験だ。」 そう話す主催者のWoWキツネザル氏は、2年前にワオキツネザルが生息するマダガスカルに実際に行き、日本だとなかなか感じられない環境破壊の現状や、大好きな動物たちが絶滅に向かっている姿を見て、今までの価値観が全部壊れたという。そこから初めて地球のために動き出したが、活動をしていく中で興味を持っている人と持っていない人の差に驚いた。もともと司会者をしていたWoWキツネザル氏は、エンターテイメントの力を信じていた。そこで、今まであまりなかった環境保全とエンターテイメントをミックスしたイベントができないかと思い、この企画を立ち上げたという。

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